こんにちは、ママ先生です。
今日はYouTubeで「チャイコフスキーとバレエ音楽」について、興味深い情報が発信されていたので、受け売りですが、かいつまんでご紹介しますね。
まずはチャイコフスキーがバレエ音楽を発表した時には、賛否両論が巻き起こったそうです。それまでのバレエ音楽は、ストーリーやキャラクターよりも、ポーズや体のラインの美しさを強調するために、ゆったりとした単調なリズムで作られていたそうです。しかし、チャイコフスキーはキャラクターの個性を発揮できるような複雑で音楽性豊かな曲を作ったのです。「くるみ割り人形」はチャイコフスキーが50〜51歳の時に作曲されましたが、そのバレエの初演は52歳の時でした。この作品はまさに個性豊かな曲の集まりであり、さらに主役の金平糖が最後にしか出てこないという演出のために物議をかもし、何度も改編されながら上演されたということです。そしてチャイコフスキーは53歳で亡くなったため、「くるみ割り人形」が最後のバレエ音楽になってしまいました。… この投稿を見て「チャイコフスキーは死ぬ間際に、どんな気持ちでバレエの『くるみ割り人形』を見たのだろう?」という思いにかられました。今でこそ「スペイン」や「アラビア」「葦笛」など、短い曲の中に素晴らしい世界観が感じられる曲がいっぱいで、バレエ音楽の傑作とされていますが、当時は時代が追いついていけなかったのでしょうね。そういえばチャイコフスキーに限らず、生前は才能を評価してもらえずに、時代が変わってからその才能が絶賛される天才も多いですよね。日本人では石川啄木とか…。悲運の天才、チャイコフスキー。でも今は、世界中のバレリーナがあなたの作品に憧れて踊っています。そして、リリーダンススタジオのみんなも 頑張って踊るので、お空の上からどうか見守ってくださいね
チャイコフスキー
