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ボレロ & 創作バレエ

こんにちは、ママ先生です。

昨日の深夜に、大リーグのドジャースの試合の録画予約をしようとしてNHK-BSをつけたら、クラシックバレエの番組をやっていました。前半はパリオペラ座のボレロでした。ボレロは、ラヴェルの音楽に乗って、1人の女性が壇上の中心で踊り、周りを大勢の男性ダンサーが、太鼓が響く単調なリズムに合わせて踊ります。最初は小さな動きから始まって、だんだん音楽と共に盛り上がっていきます。生贄をむさぼるような官能的な意味がある踊りなのですが、振り付け家のモーリス-ベジャールさんは、この逆の、中心で男性が踊るという境地も切り拓いたそうです。今回の番組では女性が中心で踊っていました。ボレロを観ていると、ダンサーの鬼気迫る踊りに、いつも圧倒されてしまいます。昔、シルヴィギエムさんが踊ったのを観た時は、息が止まるかと思いました💦 日本では、東京バレエ団の上野水香さんが、ベジャールさんから唯一ボレロを踊るのを許されているそうです。皆さんもぜひボレロを鑑賞してみてください。 そして番組の後半は東京バレエ団の「かぐや姫」でした。今は大河ドラマで「光る君へ」を放映していて、平安時代がクローズアップされているので、どんな創作バレエなのか、とても興味がありますが、なんせボレロでエネルギーを吸い取られてしまったので💦、こちらは録画して、元気な時に観ることにしました(笑) 創作バレエといえば、バレエシャンブルウエストにも「竹取物語」を題材にした「Luna」(ルナ)という作品があります。 この公演には八王子の伝統芸能である「車人形」が出てきます。日本の文化とバレエの世界が見事に融合した幻想的な作品で、私は大好きです。こういう公演を見ていると、「芸術には国境がない」と思います。さぁ、芸術の秋。韓流ドラマもいいけれど(笑)、東京バレエ団の「かぐや姫」から始まって、素晴らしいバレエの公演もいろいろ鑑賞しようと思いました♫

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