こんにちは、ママ先生です。
先日、家に帰って何気なくテレビをつけたら、ダンスのNo. 1を決める番組をやっていました。私は決勝しか見られなかったのですが、全体の踊りのレベルの高さにびっくり仰天❗️ 社交ダンスからブレイキンまでさまざまなジャンルの踊りが披露されていました。今回の審査基準は「一番感動した作品を選ぶ」というシンプルなものでした。特別審査員のYOSHIKIさんは審査前に「みんなすごすぎて審査ができないから、今から家に帰ってもいいですか?」と言って笑いをとっていましたが、たぶん本音だったと思います。私は「うんうん、わかります、その気持ち」と思いきり共感しました(笑) 優勝したのは韓国のブレイキンのチームでしたが、私は鉄棒を使って踊ったチームが、とても斬新な踊りで感動しました。このように番組では素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられました。 そうしたら、この話題につながるような話を、以前ブログにも紹介したピアニストの友達が(タイトル…「琴線に触れる」)教えてくれました。ブログをさかのぼると、私は「ジャンルに関わらず何かを発表する時に、緊張に打ち勝って自分にとって最高のパフォーマンスになる方法を教えてほしい」と問いかけていました。(タイトル…「緊張感に打ち勝つには」「桜の見頃」) これに応えてその友人は「アレクサンダーテクニーク」という考え方を紹介してくれたのです。「アレクサンダーテクニーク」とは100年ほど前に、俳優だったアレクサンダーという人が舞台上でセリフを言えなくなってしまったことから、その原因を解明して克服し、その後、その考え方が音楽や演劇やスポーツなどのパフォーマンスを向上する学問として広まっているというものです。「アレクサンダーテクニーク」の基本的な考え方は、「心身の不必要な緊張に気づき、これをやめていくこと」だそうです。がんばれはがんばるほど出来なくなるとか、緊張をやめようとすればするほど緊張してしまうとか、体と心の関係は難しいものですよね。困ったことに、自分自身を邪魔している緊張は、習慣的、無意識的なものですから、気づくことがなかなかできません。「アレクサンダーテクニーク」ではそれを見つけて「無理をしないで、自分の身体にとっての自然体を知ること」で無理なく自分の良さを引き出していくのだそうです。友人は今は音大でピアノを教えていますが、「この考え方は解剖学としても解明されているものだから、私は納得しています。」と言っています。そしてさらに、これはスローライフの考え方としても取り入れられているので、私のような一般人の体調の改善にも役に立つ考え方のようです。解剖学などというと構えてしまいますが、検索するといろいろな文献があるので、わかりやすいものを読んでみようかなぁ?と思いました。私もまだこんな状況ですが、皆さんも「アレクサンダーテクニーク」を学んで「無理のない自然体」を身につけて、生活を向上させてみませんか?