こんにちは、ママ先生です。
先日、舞台監督さんと打ち合わせをしてきました。幕、照明、大道具、リハーサルや当日のタイムスケジュールなど、さまざまなことを検討しました。なんだかパズルのピースを一つずつはめていくようでワクワクします。まだこれからやらなければならないことはいっぱいありますが、大変と思わずに楽しみながら進んでいきたいです。 さて、今日からゴールデンウィークに突入しました。皆さんには楽しい行楽の予定とかありますか 我が家はGWはどこへ行っても混んでいるので、遠出はしないでのんびり過ごすことにしています。それでも気候はいいし、何か一つぐらいはイベントがあってもいいなぁと思ったので、私は先週の日曜日にフライングして、横浜赤レンガ倉庫に行って来ました。桜木町駅から赤レンガ倉庫までの道にはキレイな花がいっぱい咲いていて、風に吹かれながら気持ちよく歩くことができました。私が赤レンガ倉庫に行ったのは、石村嘉成さんという方の個展を見るためでした。石村さんは重度の自閉症でありながら高校時代に絵画と版画に目覚めて、さまざまな生き物の作品を描いている方です。その作品の色彩感覚は天才的で、さらに作品には生き物への深い愛が感じられます。彼の作品はパリで大きな賞を獲得して、今国内外で注目を集めています。実際に作品を見たら、一つ一つに宿る迫力に圧倒されました。なかには25メートルを超える大作もあって、絵からものすごいエネルギーをもらったような気がします。その日はご本人が会場にいらして、ラッキーなことに少しお話しすることができました。その時に彼が一番見てほしいと言ったのは、絵画や版画の作品ではなく、「高校生から毎日書いている絵日記の変遷」でした。会場には、A4の紙にその日の出来事と動物の絵が描かれている絵日記が、初期の頃から現在までずっと展示してありました。それをたどっていくと、文字や日記の内容にはあまり変化を感じませんでした。でも絵は、最初は平面的で幼稚園児が描くような絵でしたが、だんだん立体的になって色彩も豊かになり、10年以上経った最近の絵は、絵日記のイラストなのに立派な芸術作品に見えるようになるまで成長しています。ありきたりの言葉ですが、まさに「継続は力なり」だと思いました。たぶん石村さんも、そのことをご自身でも感じていらっしゃるのだろうなぁと思いました。スタジオは29日から4日まではお休みになります。もし、「どこへ行こうかな?」と悩んでいる方がいたら、ぜひ石村さんの作品に会いに行ってみてください。お勧めします。今日は石村さんと一緒に写真を撮ってもらってご機嫌な私と、ポスターに載っていた彼の作品のをご紹介しますねー。あっ、最後にGW中はブログもお休みします。皆さん、どうぞステキなGWをお過ごしくださいね