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イバラのみち…?

こんにちは、ママ先生です。

前回はブレイキンについてでしたが、そこでも気になっていた「審査」について今日は考えてみようと思います。バレエやダンスにはコンクールがあります。めぐみ先生も何度もチャレンジしたことがありますが、審査についてモヤモヤしたことがけっこうあります。コンクールは、明確に得点化されたものではないので、審査員の好みなどの主観が絶対に入りますよね。容姿も絶対に影響されると思います。もちろん、それを超えてぶっちぎりに上手な人はいるし、そうなればいいのでしょうが、みんな頑張っているから、なかなかそういう立ち位置には到達できません。そうなると、容姿が気になったり、良い結果が出ないと審査に不満をもったり、あの子は有名なスタジオの子だから入賞したのだと嫉妬したり…。実は、めぐみの人生の分岐点で、この問題に直面したことがありました。めぐみ先生がトゥシューズで踊るようになり、本格的にバレエに取り組もうかという時期に、スイミングクラブでも育成コースから選手コースに上がる時期に重なっていました。もうこれ以上2つを両立することはできません。めぐみはスイミングでも期待されていたので、めぐみがどちらの道を選ぶのか楽しみでもありましたが、私はひそかにスイミングを選んだ方がいいかもしれないと思っていたのです。だって水泳はタイムで勝負が明確に決まりますから。容姿などは関係ありませんから。それでも私の気持ちはグッと飲み込んで本人に選択させたら、「バレエにする」と、あっけない程の即答。(そうか、あなたはイバラの道を進むのね)と思いながら、めぐみの選択を尊重し、それからは厳しいバレエの道を歩いてきました。めぐみはバレエのコンクールでは3位に入賞したことがあるくらいで、なかなか実績は残せませんでしたが、そこで揉まれたことは絶対に無駄ではなかったし、いろいろな踊りを経験できて良かったと思っています。それにコンクールに向けて全力を尽くしたからこそ上達したのは間違いありません。今は、テレビでバレエやダンスのコンクールを見ながら「この子の踊りが好きだなぁ」などと純粋に楽しんでいますが、心の中では「やっぱり踊りは点数をつけたり序列をつけたりするものではないような気がする」と思ってしまう私でした。

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