こんにちは、ママ先生です。
昨日、テレビでブレイキンの番組を観ました。とても面白かったので、今日はブレイキンの紹介をします。ブレイキンはパリオリンピックの正式種目になったマンツーマンのダンスバトルです。今までなんとなくでしか見たことがなかったので、興味深く視聴しました。ルールは、本番で初めて聴く曲に乗せて、1人ずつ踊っていきます。先攻後攻も決まっていなくて、挑発し合い駆け引きしながら踊ります。踊りには大きく分けて3種類があり、どう組み合わせてもOKです。まずはトップロックといって、立った状態でステップを踏むものがあります。多くの選手は、最初にこのトップロックを踏みながら、音楽のリズムを把握していました。次に、手をついて座った状態でステップを踏むフットワークがあります。動きにはさまざまなバリエーションがあり、ダンサーの個性が際立ちます。そして、頭を軸にクルクル回ったり宙返りしたりと、ダイナミックな動きでアピールするパワームーブです。アクロバティックな動きをしながらも、音楽に乗って踊らなければいけないので、高度な技術を要します。このバトルを何回戦か繰り返して、最後はジャッジによる判定で勝負が決まります。選手は、それぞれの個性をフルに発揮して踊るので、同じ曲であっても全く違うパフォーマンスになります。たぶんそれぞれの技には得点が決まっているのでしょうが、採点するのは難しいなぁと思いました。途中で選手たちのインタビューも流れました。強い選手とは、自分の技と自分自身を信じて、音楽や相手に関係なく自分が納得するパフォーマンスをできる人だそうです。踊りにその人の生きざまが見えるとも言っていました。深いですね。私は初めて見たのですが、皆さんが、それぞれ得意とする技を使って自分が表現しようとする世界観を即興で紡いでいく姿に感動しました。パリオリンピックがますます楽しみになりました。皆さんもぜひブレイキンに注目してみてください🎵