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バレエとYouTube

こんにちは、ママ先生です。

今日は本の紹介をします。その本とは、以前のブログ(タイトル…芸術の表現者)で紹介した、YouTubeの戦略で大躍進を遂げている谷桃子バレエ団に密着した渡邊ディレクターという方が書いた「崖っぷちの老舗バレエ団に密着取材したらヤバかった」というタイトルの本です。まずこのYouTubeは、バレエ団やダンサーの金銭事情や私生活などをさらけ出す内容で「こんなことまで外に出してしまうんだー。大丈夫なのかな?」と心配になるほどの内容でした。それでもこのYouTubeによって、敷居の高かったクラシックバレエに親しみを覚える人が増えたり、推しのダンサーができたりして、公演のチケットはどれも完売になっています。そして、このYouTubeを作っていたのが作者の渡邊ディレクターなのです。ただ、彼はある日突然、ディレクターを辞めました。私はめぐみと「何かトラブルでもあったのかなぁ?」と話していました。そこら辺の事情も含めて、この本では、作者の思いが率直に綴られています。私は読み始めたら止まらなくなって、あっという間に読み終わってしまいました。これ以上になると余計なことまでバラしてしまいそうなのでこれぐらいにしますが、読んで感じたことは、まず、伝統や格式を重んじるクラシックバレエの世界に、YouTubeという新しい戦略で切り込んで融合させていくことの大変さを感じました。でもバレエに馴染みのない方々にもバレエに興味を持ってもらって、舞台を観に来てもらうことも、バレエ団が生き残っていくためには必要なことなので、そのせめぎ合いも含めて、私はこれからどうなっていくのか見守っていきたいと思いました。もし興味を持った方がいらしたら、ぜひ読んでみてくださいね🎵

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