こんにちは、ママ先生です。
あっという間に6月になりました。紫陽花が美しい季節ですね。昨日、教え子の伸ちゃんという人が結婚して、ご主人と一緒に遊びに来てくれました。爽やかなカップルで、幸せオーラを私もいっぱいもらいました
伸ちゃんは高校ではマーチングバンドでサックスを吹いていました。だから私はパレードがあるとよく見に行って応援していました。そして大学生になると、伸ちゃんはマーチングバンドと並行してフラメンコのサークルにも所属して頑張っていました。私はフラメンコも発表会がある時には観に行って楽しんでいました。いっぱい話をしているうちに、そんな話題にもなりました。「今はもうフラメンコは踊っていないの?」と聞いたら、「当時の衣装もまだ持っているし、踊るのは大好きだけど、今は2人で新居を購入するためにがむしゃらに働いているし、子どもも欲しいから、もうフラメンコは無理かなぁってあきらめています。」とのこと。「もちろん今はそんな余裕がないと思うけど、子育てがひと段落ついて自分の時間が持てるようになったら、また始めればいいんじゃない?」と言うと「その頃はきっと体が硬くなって動けなくて踊れませんよ〜」というネガティブな言葉。私は「いやいやいや、絶対にそんなことないよ。いくつからでも始めようと思ったら絶対踊れるし、きっと楽しめるよー」と言って、スタジオの大人バレエの皆さんの素晴らしさを熱く語ったのでしたー。そうしたら、伸ちゃんの表情がみるみるうちに明るくなって「そうなんですね、なんか嬉しくなってきました。私、結婚して母親になったら、自分の時間を持って楽しむことなんて、ましてや踊ることなんて、もう一生できないって思っていたんです。私もいつかフラメンコを再開できるかもしれませんね」とニコニコしながら帰って行きました。私は心の中で伸ちゃんに呼びかけました。「その時はまた観に行くからねー
」って。長生きしなくちゃ(笑)