こんにちは、ママ先生です。
雨上がりの空に大きな虹🌈がかかっているのを見つけました。半円全部がしっかり見える鮮やかな虹でした。運転中だったので写真は撮れなかったのですが、幸せな気持ちになり、同時に吉野弘さんの「虹の足」という詩を思い出しました。この詩の内容は、「作者がバスの中から見事な虹を見つけて感動したのに、美しい虹に包まれている村の人達は自分達が虹に包まれていることに気がついていない。これは『幸せ』にも当てはまっていて、周りからはその人の幸せが見えるのに、当の本人はその幸せに気づいていないことが多い。」というものです。哲学的な詩ですねー。確かに、私達は日常の出来事を当たり前と思って、いちいち幸せだと思ったりしないけど、はたから見ると、実はとても幸せなことが多いのかもしれないと思い当たります。 最近、たまたまレッスンが4つ続いた時に、レッスンするのが大好きなめぐみ先生でも「さすがに4本連続はキツかったなぁ」とつぶやいていました。でも、これも生徒さん達がスタジオに来てくださっているということで『幸せなこと』ですよね。…というのは、実はこんなことがあったのです。めぐみがこのスタジオを立ち上げたのと同じ時期に、同年代の友達も下北沢で飲食店を始めました。「お互いに頑張ろうねー」と励まし合って、それぞれが頑張っていました。年末になって、めぐみが「ちょっと落ち着いたから、お店に食べに行くよ〜」と連絡したら、なんとそのお店は経営がうまくいかずに(お客様があまりつかずに)すでにたたまれて、友達は故郷に帰ってしまっていました。まだ半年くらいしか経っていないのに…💦 社会の厳しさを痛感するとともに、私達はスタジオに生徒さん達が来てくれることの幸せを感謝したのでした。 今日は美しい虹を見ながら、改めて「日常の中にあるさりげない『幸せ』に気づいていける人になりたいなぁ」と、ちょっとだけ哲学的に考えた私でした〜。