こんにちは、ママ先生です。
発表会で踊る「くるみ割り人形 第2幕」はクララという女の子の夢の中の出来事です。舞台はお菓子の国で、世界各国のお菓子の精がやって来て、華やかに舞台を彩っていきます。最初にナレーションであらすじが紹介されますが、もしよかったら「くるみ割り人形」のストーリーを予習してみてください。「あっ、トレパック、ロシアの踊りだ」とかわかると、きっと2倍楽しめますよ
「夢」といえば、私は昔、不思議な夢を見たことがあります。それは「予知夢」のようなちょっと怖い夢でした。…あれは、私がまだ高校生だった時の話です。自分の部屋のベッドに寝ていた私は、明け方に夢を見ました。私は白くて薄暗い廊下を歩いています。「ここはどこだろう?」とキョロキョロしながら歩いていたら「ああ、ここは病院の廊下だ」と気づきました。私はひたすら歩いていたのですが、ふとある病室の前で立ち止まり、ドアを開けて中に入って行きました。その部屋は個室で、ベッドの上には四角い顔をした初老の男性が、浴衣の寝巻きを着て、ベッドの上でなぜか正座してニコニコしているではありませんか⁈ 私にはまったく見覚えがありません。「誰?この人は?」と思って、もう一度顔を見たら、「あー、大平首相だ!」と思い当たりました。そう、その方は当時の首相の大平総理大臣だったのです。そうしたら私は自分の意志とは関係なく、大平首相に近づいて行って、いきなり首をギューッと締めたのです。「私、一体何をやっているの?」とうろたえて手を離そうとするのですが、逆にどんどん力が入り、大平首相は苦しそうな表情に…。ヤバい、ヤバい、と思っていたら、大平首相がガクッとなって…、その瞬間に目が覚めたのです。私の心臓はバクバクでした。あまりに不気味な夢だったので、私は階段を降りながら、「ママ、聞いて。私、夢で大平首相を殺しちゃったよー」と言ったら、台所にいた母が「あんた、何言ってるの⁈」と絶叫
なんとその時、テレビで「大平総理大臣が急死」というニュース速報が流れていたのでした。 私と母はあまりの怖さにしばし抱き合って震えていました。 その日は部活の朝練があったので、私は早速、今朝の夢を友達に話しました。でも誰も信じてくれません。「もし、明日亡くなったのならば予言だって信じるけどねー」とか「きっとさやかの枕元にニュース速報の音声が聞こえていたんだよ」とか…。いやいや、そんなことではありません。誰も信じてくれなくても事実は事実。「あの夢は一体なんだったのだろう?」と今でも不思議です。 そういえば、私は若い頃は霊感が強くて、このような体験をけっこうしていました。でも、歳を重ねるにつれて霊感は弱まっていき、今では何にも感じない、ただのおばさんになりましたぁ。めでたしめでたしです(笑) 今日は怖い話題になってしまいました
こういう話が苦手な人はすみませんでしたー。