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ハラミちゃんとカズハ

こんにちは、ママ先生です。

深夜に何気なくテレビをつけたら、「街角ピアノSP」でピアニストのハラミちゃんがパリを探訪していました。ハラミちゃんのエネルギーあふれる演奏は、パリの人々の心も揺さぶっていました。偶然出会った男性は、ハラミちゃんと同じようにストリートピアノで有名になって大スターになった人で、その人とハラミちゃんの即興の連弾は圧巻で「天才だぁ❤️」と感動しました。 番組ではハラミちゃんの軌跡も紹介していました。クラシックのピアニストを目指して音大に入学しましたが、プロのピアニストになるのは「針の穴に糸を通すようなもの」だと悟って諦め、IT企業に就職したハラミちゃん。しかし適応できずに退職して引きこもり、何ヶ月も家の天井をただ見ているだけの日々だったそうです。たまたまストリートピアノがある場所を通りかかって弾いてみたら、自分の中からエネルギーを感じ、「やはり私にはピアノしかない」と気づいて、それからはストリートピアノの演奏者として活躍するようになりました。今ではテレビ出演はもちろんのこと、何万人もお客さんを集めてコンサートを開催するなど大成功を収めています。いつもニコニコと幸せそうにピアノを弾いているハラミちゃんに、そんな紆余曲折があったなんて驚きましたが、それでも自分の一番やりたいことで成功できて、本当に良かったと思います。 そんな話をめぐみ先生にしたら、「Le Sserafim」のカズハも、転身という意味では同じだと教えてくれました。「Le Sserafim」はスタジオでも練習している「アチチイチイー」(笑)の歌を歌っているK-POPのアイドルグループで、紅白歌合戦に初出場することでも話題になっています。そのメンバーの1人であるカズハさんは、もともとはオランダに2年間バレエ留学をして、将来を期待されたバレリーナだったのです。日本にいる時からコンクールで数々の大きな賞を受賞してきたカズハさんが、どういう経緯でK-POPアイドルに転身したのかはわかりませんが、自分の道を決める時には、きっと迷いや葛藤があったのではないでしょうか? ハラミちゃんと同じく大成功したし、バレエの経験が今の踊りの役に立っているのは間違いないでしょうから、カズハさんにも「良かったね〜」と語りかけたくなりました(笑) この2人の生き方を見ると、「人生って本当に何があるかわからないなぁ」と思います。でも、関根さんの言葉と重なりますが、「今までのことも、今やっていることも、無駄なことは一つもない」ともつくづく思います。誰でも人生には挫折したり落ち込んだりすることが何度もあると思いますが、「きっとそれもいつかは役立つ時がくるさ」と信じて歩んでいきたいですね。 今日はしみじみ考えた私でした…。

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