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秋はいずこ…?

こんにちは、ママ先生です。

9月に入りました。スタジオの入り口には、いつもLILY(ユリ)に季節の花を添えて飾り、季節感を楽しんでいます。8月はひまわりを飾っていました。今日スタジオに行った時に「秋の花にしようかなぁ?」と思いましたが、あまりの暑さに「まだひまわりでいいか」と思いとどまってしまいました。←手抜きではないですよー💦  ここのところ毎年「秋が短いなぁ」と感じているような気がします。皆さんはそう思いませんか? かろうじて秋を感じるのは「秋の食べ物」ぐらいでしょうか? 「秋刀魚」「梨」「さつまいも」etc…。それから外食チェーン店によるさまざまな「月見シリーズ」(笑)
なんかもう少しロマンティックに秋を楽しみたい気がしますよね。 そこで、日本の歳時記から9月を調べてみました。すると、今の時期のことを「白露(はくろ)」というのだそうです。ここからは解説です。「白露」とは、その漢字が示す通り「白い露(つゆ)」のことを指します。秋が深まるにつれて、夜の間に大気がすっと冷え込み、草花や木の葉に降りた露が、朝の光を浴びて白くきらきらと輝いて見える様子を表しているのです。この白く見える露は、夏の終わりを告げ、本格的な秋の訪れを感じさせてくれる自然からのサイン。日中はまだ残暑を感じる日もあるかもしれませんが、朝晩の空気はひんやりと澄み渡り、確実に秋の気配が深まっていく時期であることを、白露は私達に教えてくれているのです。 ←ですって。暦でいうと今年は9月7日から秋分の日までの期間だそうです。「白露」。ステキな言葉ですね。…でも、まだ朝晩にヒンヤリしていない気もしますが…。まぁ、いいか。最後に平安時代〜鎌倉時代の歌人である藤原定家が「白露」を詠った和歌を見つけたのでご紹介しますね。 「秋の野に置く白露(しらつゆ)は玉なれや貫かぬまでも袖ぞ濡れける」 意味…秋の野に降りた白露はまるで美しい玉のようだ、その玉を糸で貫こうとしなくても(集めようとしなくても)、露に濡れて袖が濡れてしまうほどだ。 解説…白露の美しさと、それによって濡れる袖という情景から、恋心や涙、あるいは深い感動を暗示させることもある、情感豊かな歌です。
…ということで、皆さんもいろいろな場面から秋を感じてくださいねー。

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