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運命の出会い

こんにちは、ママ先生です。

俳優の藤原竜也さんがTVの対談番組で演出家の蜷川幸雄さんについて語っていました。藤原竜也さんは15歳で蜷川氏の目に止まって、過酷な稽古というか訓練を受けました。それがあまりにも厳しかったので、もうこの作品で終わりにしようと思いつつも、蜷川氏に惹きつけられて次々に役をこなし、結局は俳優としての活動を続けて、日本を代表する俳優にまでなりました。藤原さんは、その時の舞台の経験が自分の俳優人生の原点になっているので、蜷川さんとの出会いは運命の出会いだったとしみじみ語っていました。蜷川さんの告別式では藤原さんが弔辞を述べていましたが、胸に迫るものがありました。若くして運命的な出会いがあったなんて、すごいことですよね。 そういえば、めぐみ先生がロンドンにいた時に「蜷川幸雄氏演出のシェークスピアのハムレットを観てきたよ。主演は藤原竜也さんだったよ。」という報告を受けたことがありました。その公演はロンドンでも大盛況だったようです。芸術は国境を越えるのだなぁと感心したことを思い出しました。 話がそれますが、ロンドンには劇場がいっぱいあって、いつもミュージカルなどの公演が盛んに上演されています。そして劇場には若者に敷居が高くならないように安い座席もあるので、めぐみのような貧乏学生でもいろいろな公演を観ることができました。そういう意味では、めぐみはすごく恵まれた環境にいたと思っています。一流の舞台を観ることはとても大切だと思いますが、日本はちょっと高すぎるなぁ、なんてぼやいたりして…💦  話を戻して、どんな出会いが自分の人生に影響を与えるのかは予測不可能ですよね。だからこそ人と人の出会いや縁を大切にしていきたいと改めて思った私でした。

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