こんにちは、ママ先生です。
今日、たまたまテレビを見ていたら、NHKBSで「MICHIKO〜バレエは戦争を越えて〜」というドキュメンタリー番組をやっていました。
MICHIKOとは、ロシア侵攻を受けるウクライナで、深い尊敬を集める日本人バレエ教師、高尾美智子さん。彼女はウクライナバレエ界の世界的スター達から「日本の母」と慕われてきました。美智子さんは、東西冷戦さなかの1975年に、鉄のカーテンを越えてキーウの国立バレエ学校と交流を始めた異色の存在です。彼女は去年夏、戦火のキーウから学生5名を招聘し、京都で合同公演を行いました。この番組は半世紀をウクライナと共に生きた女性の物語です。
実は、私は途中からこの番組に気づいて見たのですが、その中で印象に残ったのは、日本人の女の子とウクライナの男の子が海賊のパドドゥを踊った後に(めぐみ先生が発表会で踊った演目です🎵)、女の子が「どうかウクライナに帰っても無事でいてほしい。彼が軍人になって戦争に行かなくてはならないかと思うと、たまらない気持ちになります。」と言って涙を流す場面です。ウクライナの男性にとって、踊るのは普通にできることではないのです。
その当時、美智子さんは病と闘っていて、公演中は車椅子に乗り、体中にチューブをつけながら、ずっと舞台袖で見守っていました。公演後ほどなくして美智子さんはお亡くなりになり、追悼公演が行われましたが、そこで美智子さんのメッセージが読み上げられました。「どんなことがあってもウクライナの文化を忘れてはいけません。」「私の魂は、いつもあなた達(ウクライナの人達)の隣にいます。」 これを聞いて、ウクライナの人達だけでなく、参列したすべての人が涙したのでした。もちろんテレビを見ていた私も…。1人の女性が人生を賭けて異国の地との絆を守り通す…その想いは戦争にも負けない…。私はとても心を揺さぶられました。この番組は2月3日からNHKオンデマンドで配信されるようなので、私は最初からしっかり見たいと思っています。皆さんもぜひご覧になってくださいね。

